- 地理的に全く辿り着ける気がしない
- ふと「玉置神社、行けるかも」と思い立つ
- 世界遺産予約バス(玉置山コース) - 土・日・祝日運行
- 前泊は不可避
- 新宮駅からは八木新宮特急バス 5:53 発
- 天候によってはバスが運行中止になることも
- 十津川温泉から玉置神社まで
- 玉置神社、関東から時間をかけて訪れる価値あり!
- 昼前には十津川温泉に
- 新宮駅到着は 15:47
- 徐福寿司も忘れずに
- 最後に
地理的に全く辿り着ける気がしない
神社仏閣の本や雑誌を読んでいると、ビジュアルで圧倒的に神秘的なオーラを放っている玉置神社。
聖地・熊野三山の奥の宮ということで和歌山にあるかと思いきや、和歌山県との県境付近、奈良県十津川村に位置しています(十津川村といえば、司馬遼太郎の街道をゆく12「十津川街道」ですね。玉置神社の話も出てきます)。
地図で見ても結構な山奥で、しかも標高 1077m の玉置山の山頂近くに位置するということで、東京近郊からアクセスできるイメージが全く湧いていませんでした。
ふと「玉置神社、行けるかも」と思い立つ
しばらくは「玉置神社、遠そうだな。一泊でも行けそうにないな」と諦めていたのですが、プチ旅行で何度目かの熊野三山を訪れようとしていた時に、ふと「新宮から玉置神社って近いかも、行けるかも」と思い立って、新宮駅からバスでアクセスできるか調べてみることにしました。
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世界遺産予約バス(玉置山コース) - 土・日・祝日運行
すると、前日までに電話での予約が必要ですが、停留所「昴の里」もしくは「十津川温泉」から玉置神社までは往復バスが利用できることが分かりました(毎年12月〜3月までは運休のようです)。ただ、十津川温泉発が 8:44 なので、かなり早朝に出ないと間に合わなさそうです。
前泊は不可避
週末旅行であれば、土曜日に新宮まで移動しておく必要があります。
新宮駅からは八木新宮特急バス 5:53 発
新宮駅 5:53 発の八木新宮特急バスに乗ると、2時間ほどで十津川温泉に到着します。これなら予約バスの時間に間に合いますね。
本来、近くの温泉宿に前泊して向かうのが良さそうです。
なお、この八木新宮特急バスですが、
全長169.8㎞、停留所の数は168、高速道路を使わない路線では、日本一の走行距離を誇る路線バス
として有名です。
玉置神社行きのバスの出発までには40分ほどありますので、足湯でここまでの疲れを癒しましょう。
天候によってはバスが運行中止になることも
事前予約で電話した際に言われたのが、「雨が多い地域で、玉置神社までの道路が通行止めになることも多いので、天候によっては運行中止になることもあります」とのこと。
これが、玉置神社が「呼ばれた者しかたどり着けない」と言われるゆえんでもあるのでしょう。ちょっと心配にもなりますが、まぁ標高 1077m の山頂付近ですからね・・
十津川温泉から玉置神社まで
険しい山道を登って40分ほどかかります。
ここまで新宮駅からざっと 3時間半ほど。半端ない遠さです。
玉置神社、関東から時間をかけて訪れる価値あり!
ここまで時間をかけて訪れる価値・・・ あります!
大神神社、桧原神社、神魂神社、須賀神社、伊勢神宮、出雲大社、、感動した神社は数多くありますが、その中でも玉置神社は圧倒的に神秘的でした。
帰りのバスの出発まで、滞在可能な時間は 90分ほどになります(敷地は結構広く、山道も多いため、全てを見て回るのは難しいかもしれません)。
昼前には十津川温泉に
時刻表では、11:50 には十津川温泉に戻ってきます。ここから再び八木新宮特急バスに乗って新宮駅に向かいますが、13:39 発なので結構待ちます。
ちなみに、帰りのバスの整理券番号は79でした。
新宮駅到着は 15:47
名古屋行き南紀8号が 17:31 発なので、熊野速玉大社まで徒歩で往復する時間はありそうです。
徐福寿司も忘れずに
帰りの徐福寿司もお忘れなく。お店が開いているのは17時までなので気をつけましょう。
最後に
東京近郊からでも週末のプチ旅行で玉置神社に行くことは可能です!皆様も日本屈指のパワースポットに是非訪れてみてください。